クリスチャン9世
（ 1818年- 1906年）は、
リュクスボー朝初代のデンマーク国王（在位：1863年 - 1906年）

グリュックスブルク公フリードリヒ・ヴィルヘルムの四男として生まれる。母はヘッセン＝カッセル伯カールの娘ルイーゼ・カロリーネ。

デンマークの王位継承法で嗣子のいないフレゼリク7世の継承者に1852年選ばれ、そして1863年にフレゼリク7世の逝去によって即位した。

クリスチャン9世は王妃との間には6人の子供、3男3女を儲けた。

息子たちは国王に、娘たちはヨーロッパの諸王家に嫁いだため、
「ヨーロッパの義父」と呼ばれた。
（ロシア皇帝ニコライ2世、イギリス国王ジョージ5世 、ノルウェー国王ホーコン7世、ギリシャ国王コンスタンティノス1世)は彼の孫である。

《最後の写真では、そのファミリー達が勢揃いしています》

「表面」は、クリスチャン9世の肖像で文字はラテン語で《CHRISTIANIX-KONGEAFDANMARK-1877CS》

「裏面」は、デンマークを擬人化した女神と国章の盾、女神の足元にはイルカが描かれています、周りには《20クローネ：KRONER》
＊デンマーク国章：3頭のライオンと9つのハートマークで表される
＊このイルカはグリーランド周辺などに生息する可愛いネズミイルカです。

この特徴的なイルカと女神のデザインが、コイン収集家の中で人気になっています

【詳細】
●発行年：1877年
●発行国：デンマーク
●直径：約22.8㎜
●素材：金
●重量：約8.96ｇ
●純度：0.900
●鑑定：MS64
同級：63枚、上位数：38枚、出品時

この金貨は1973年～1900年の6回、発行されました、ただ1877年の発行数は分かっていません　(NGCなどの鑑定機関では、発行枚数が少なかったり、資料に残っていない場合は記載が有りません)　

参考までに、6回の、この発行枚数は
1873年：1,153,000枚
1874年：不明
1876年：　351,000枚
1877年：不明
1890年：　102,000枚
1900年：　100,000枚

以上となっています

宜しくお願いします。

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